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犬にとって飼い主は恋人?親?

犬にとって飼い主は恋人?親?

犬は成犬になっても子供っぽく甘えてきたり、時には恋人のような振る舞いも見せることもありますが、はたして犬の方ではどう思っているのでしょうか?

通常、子犬は生後7~13週は母犬から離乳し、母犬に代わる新たなリーダーを受け入れる時期です。この時期に、他の家庭に貰われていき(飼い主さんが変わる)、その飼い主さんにかわいがってもらうことで、新たな飼い主さんに対し信頼を寄せ、生きていくことになります。また、それ以降に引き渡したとしても、ある程度育ってしまえば、リーダーに従う必要性を理解しているので、むしろ育てやすいということができるでしょう。

少し話は逸れますが、やっぱり子犬を連れて帰ると、母犬はさびしがるのではないでしょうか?と、聞かれることがあります。実はそんなことはないんです。

例えば5頭子犬がいたとして、その内1頭を連れて帰ったとしても、おそらく、ほとんどの場合母犬は少なくなっていることに気が付きません。それどころか、最後の1頭がいなくなるまで、子犬が全部いなくなったことに気が付かないでしょう。それほど、犬には数に関する概念が欠落しています。

また、こんなこともあります。ある程度子犬が育ってから、子犬を母犬から引き離したとします。その子犬をしばらく母犬と別々に育ててから、母犬に再会させても、お互い親子であることが分からないのです。かすかに親子だと感じている節もありますが、ほとんど赤の他人同士といった感じです。案外犬は忘れっぽいのかもしれませんね。

話が脱線しましたが、あくまで犬にとって飼い主さんはリーダーです。犬には飼い主さんに対するあまりの甘えん坊ぶりや飼い主さんに対する信頼の深さ、かわいらしさがあるため、恋人同士のように感じてしまうことがあるかもしれません。しかし、犬には飼い主さんに対する独占欲はあっても、恋愛感情はありません。犬にとって飼い主さんは、子犬の頃の母親のように、いつでも頼れるリーダーなのです。