犬の気持ち

尻尾で分かる犬の気持ち

尻尾で分かる犬の気持ち

犬が嬉しいときにシッポを振ることは誰でも知っていると思います。しかし、嬉しいとき以外にもシッポを振ります。

例えば、シッポを付け根から大きく振っていても、前足に力を込め、威嚇的に吠えているときは、警戒しているときです。

そのほかには、飼い主に叱られたときや、他の犬と出会ったときなどに、尾の先だけをチョロチョロ振っているときの犬は、大抵耳を力なく保持し、低い姿勢で首はさらに低く、目を細めています。これは、恐れ入りましたという合図です。

また、よく知られているシッポの動きでは、柴犬のシッポは差し尾でなければ、力強く巻かれた巻き尾になっているはずです。降参しました、とか、参りました、とかいう感情を表すときには、せっかく立派に巻いていたシッポをさげてだらんと垂れてしまいます。

要は萎縮しちゃったということです。
他にシッポをさげるケースは、交配のときに、オスを受け入れたくないときです。シッポをさげて、相手のオス犬をわかりやすく拒否しているわけですね。

毎日の犬のえさ

毎日の犬のえさ

誰しも一度は疑問に思ったことがあると思います。
果たして、犬は毎日同じ食事で飽きないものなのか。
結論から言えば、飽きない、と答えることができます。

犬の舌にある味覚細胞は人間の6分の1しかありません。つまり、人間の6分の1程度しか味を感じることができない、と言い換えてもいいです。

また、感じることのできる味覚も限られていますし、食べ物のうま味というのはほとんど感じることができないと言われています。
犬の場合、未発達の味覚を嗅覚が補っている状態です。

本来の犬の習性からも納得できます。古来の野生の犬は、毎日が生きるか死ぬかのサバイバルです。次にいつ食べられるか分からない。だから、目の前にある食べ物はとにかく食べて、できるだけ食いだめしておこうという本能が働くのです。

また、犬は一度濃い味の食べ物を食べてしまうとそれに慣れてもっと欲しがるようになりますが、犬にとって味の濃い食べ物は体に毒です。ドッグフードを食べたことのある人なら分かると思いますが、大体薄味です。ドッグフードだけで栄養も十分足りていますし、あえて他の食べ物を与える必要もないでしょう。

犬は人間と一緒に暮らす現在では雑食性ですが、糖を感知する味覚細胞が優れているためか、焼き芋やアイスクリームなど、甘いものを好みます。また、犬はまだ食べたことのないものに対する興味が強いです。特に飼い主さんの食べているものなどは気になって仕方がありません。

ただ、一度食べて気持ち悪くなったり、戻したりした食べ物は二度と口にしたがりません。
そういった嫌なことはよく記憶にも残るようですね。

以上のことから、やはり犬が毎日同じ食べものではかわいそうというのは飼い主さんの思い込みのようです。例えばおやつにしても、犬にとっておやつというものは存在しないので、あくまでもご飯と同じ位置づけです。おいしいおやつをあげすぎてご飯をあまり食べなくなったということのないように注意しましょう。

犬にとっての芸

犬にとっての芸

犬は芸をさせられることをどうおもっているのか

犬は本当に賢い動物で、教えられれば大抵の芸は覚えてしまいます。これは、当然やればご褒美がもらえると覚えたためです。

もし仮に、いわゆるアメとムチのムチばかりで教えたとしたら、犬にとって苦痛となるだけです。

オスワリやマテなどの芸は、やはり誉めたり、ご褒美を与えたりして覚えさせるのが主流でしょう。
そうやって飼い主さんを喜ばせるために、犬は芸をやるわけです。

ですので、芸それ自体に何か意味を感じたり苦痛だと感じたりすることはないようです(もちろん、犬にとって無理が生じるような芸であれば話は別ですが)。

要するに、おやつなどのご褒美や飼い主さんの喜ぶ顔が見たいがために、言われたとおり芸をするのです。

また、芸をさせることによって、飼い主さんの言うことを聞かせる良い訓練になります。言うことを聞いたとき、飼い主さんが喜んでくれる、ということを覚えさせることにもつながります。そういう意味では芸をさせるのは犬と飼い主さんがコミュニケーションを取るのに良い機会だといえます。

しかし、もし展覧会への出陳を考えているのでしたら、このような芸をさせるのは近づいてきた審査員に対して反射的に芸を披露してしまうことになりかねないので、むしろマイナスに働いてしまいます。もし、出陳などを考えていない場合は、芸を覚えさせることによって、愛犬と上達の喜びを共有することができるでしょう。

犬にとって飼い主は恋人?親?

犬にとって飼い主は恋人?親?

犬は成犬になっても子供っぽく甘えてきたり、時には恋人のような振る舞いも見せることもありますが、はたして犬の方ではどう思っているのでしょうか?

通常、子犬は生後7~13週は母犬から離乳し、母犬に代わる新たなリーダーを受け入れる時期です。
この時期に、他の家庭に貰われていき(飼い主さんが変わる)、その飼い主さんにかわいがってもらうことで、新たな飼い主さんに対し信頼を寄せ、生きていくことになります。

また、それ以降に引き渡したとしても、ある程度育ってしまえば、リーダーに従う必要性を理解しているので、むしろ育てやすいということができるでしょう。

少し話は逸れますが、やっぱり子犬を連れて帰ると、母犬はさびしがるのではないでしょうか?と、聞かれることがあります。実はそんなことはないんです。

例えば5頭子犬がいたとして、その内1頭を連れて帰ったとしても、おそらく、ほとんどの場合母犬は少なくなっていることに気が付きません。それどころか、最後の1頭がいなくなるまで、子犬が全部いなくなったことに気が付かないでしょう。それほど、犬には数に関する概念が欠落しています。

また、こんなこともあります。ある程度子犬が育ってから、子犬を母犬から引き離したとします。その子犬をしばらく母犬と別々に育ててから、母犬に再会させても、お互い親子であることが分からないのです。かすかに親子だと感じている節もありますが、ほとんど赤の他人同士といった感じです。案外犬は忘れっぽいのかもしれませんね。

話が脱線しましたが、あくまで犬にとって飼い主さんはリーダーです。犬には飼い主さんに対するあまりの甘えん坊ぶりや飼い主さんに対する信頼の深さ、かわいらしさがあるため、恋人同士のように感じてしまうことがあるかもしれません。しかし、犬には飼い主さんに対する独占欲はあっても、恋愛感情はありません。犬にとって飼い主さんは、子犬の頃の母親のように、いつでも頼れるリーダーなのです。

神経質・几帳面な飼い主だと犬もそうなってしまう。

犬は飼い主に似る

愛例えば、エサの時間やエサの量、散歩の時間などを細かく決めてしまうと犬はそれを学習・覚えてしまい、神経質になってしまいます。 そのため、時間や量などは決めつけず、育ててあげることによって愛犬はおおらかな性格になりやすいです。

また、エサや散歩を決められた時間にしてしまうと、その時間に与えられなかった時が、犬にとってはとてもストレスになり、問題行動に走る場合があります。 犬を想ってのことが、まさかの愛犬を苦しめる結果にならないよう注意しましょう。